M&A仲介会社・M&Aアドバイザリー会社の選定方法【大手or中小】
こんにちは、クラリスキャピタルです。
M&Aに関心があり、そのメリット等もご存知の方は多いかと思いますが、M&A仲介・アドバイザリー会社は上場している大手から、中小、個人まで、最近はインターネットで検索すると沢山でてきて、どこに依頼するのがベストかわからないというお客様は多いかと思います。
そのため、なんとなく、上場していたり、大手だと信頼できそうだという理由で、まずは大手のM&A仲介・アドバイザリー会社に依頼されているのが実情かと思います。
それでは、どのような会社様・オーナー様にとっても、大手のM&A仲介会社に依頼するのがベストな選択なのでしょうか。
中小規模の企業様が大手M&A仲介会社に依頼するデメリットとしては、下記①~③が考えられるかと思います。
①担当者は経験の浅い若手
大手のM&A仲介会社の場合、30歳前後の経験の浅い担当者がつくことがほとんどで、経験豊富な担当者はよほどの規模が大きな会社以外つくことはないようです。
ある大手M&A仲介会社の平均勤続年数は3年強です。
はたして会社の将来を経験が浅い担当者に任せることはできるでしょうか。
②報酬が高額
着手金・中間金や、成功報酬で最低数千万からと非常に高額。
③営業成績優先
M&A仲介会社は、基本的に営業色の強い会社が多く、大手ほど、その傾向が強いという印象です。
営業色のつよいM&A仲介会社の担当者は毎期のノルマ、予算のために余裕がなく、お客様の都合よりも自社・自身の都合を優先させ、契約やディールを行う可能性があります。
M&Aで大事なのはどのお相手とお取引するかであり、お相手が同じなら条件も大幅に変わることはまずないため、経験豊富で料金体系がリーズナブルなM&A仲介会社に依頼したほうが企業様やオーナー様のメリットも最大化できるのではないでしょうか。
M&A仲介業界に属するプレーヤーであり、中小規模である当社が大手M&A仲介会社へ依頼するデメリットを語っても、説得力がございませんが…(笑)。
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