M&Aにおける買収側のメリットついて解説

ブーケと花びらこんにちは、クラリスキャピタルです。

M&Aの目的と言いかえてもよいかもしれませんが、M&Aのメリットは何でしょう。

前回は売却側のメリットをみましたが、今回は買収側のメリットをみていきます。

<買収側のメリット>

・有形・無形資産の獲得。
ブランド、顧客、商圏、価値ある不動産・動産、人材の獲得ができる。

・時間を買うことができる。
新規事業を立ち上げるのは時間がかかる。M&Aですでに顧客がついていて、損益実績のある事業を買える(将来が見通し易い)。

・規模の経済の発揮
買収先が同業者の場合、規模の経済を発揮し、管理部門の共通化やバイイングパワーが強くなることによる仕入れコストの低減などのコスト減ができる。

・上流・下流の工程を内製化
上流・下流の工程を取り込むことで、ワンストップサービスの提供が可能になったり、コストを低減できる。

・多角化経営
自社の事業が一事業や一顧客に偏っている場合に、多角化して、会社の事業・顧客ポートフォリオを形成し、リスク分散を図ることができる。

といったとことがあげられるかと思います。
次回はM&Aのデメリットを見ていきたいと思います。