M&Aにおける会食が果たす役割と効果について、実体験を踏まえてご説明

39e89e50b3419f2d19d63b44b79e311c_sこんにちは、クラリスキャピタルの牧野です。

交流を深めるために、基本的には買い手様がお誘いされて、交渉の途中段階で会食をすることがあります。この場で、当然ながら交渉をしたりすることはないものの、会社の状況など少し話にでることもありますので、基本的に個室で行います。

その中で、お見合いの会席みたいに、皆様いろいろなところをみていらっしゃるんだなあと思ったのが、会食で同席させていただいたことのある社長が、「あなたの箸づかい大丈夫? ちょっと差をつけたい大人のための箸講座」というセミナーの告知をご覧になって、「これは大事。自分も会食でお相手の箸の作法をみる」とおっしゃっていたことでした。

私自身はそのようなことを気にしたことも考えたこともなかったので、「箸の作法がなっていない人だって思われたんだろうなあ」と恥ずかしくなりました。しかし、主役は双方の会社様で私は同席させていただいているだけのお寿司のガリくらいの存在だったので、チェックもされていなかっただろうなと後で思い直しました。

双方様の会食は、買い手様からの接待、アピール、プレゼンの場という側面があるため、下記のような気遣いなどをされる会社様もございました。

・お土産の用意
・帰りのタクシーの用意
・会食の場で写真を撮っておいて、後でアルバムにしてプレゼント。
・自らが経営する飲食店で会食